遺品整理 片づけて思い出したこと

著者:國本ひろみ

遺品整理 片づけて思い出したこと

神戸は桜が満開です。

桜

この桜を見ることなく、先日、叔母が亡くなりました。

91歳の大往生でした。

家族葬だったので、ほんとうにこじんまりとしたものでしたが、

久しぶりの親戚に会えて話が弾みました。

こういう席で、弾むというのは不適切かもしれませんが、

小さいときから知っている従弟に

「おっさんになったなあ」と言うと

「あんたもおばはんやん」と言われ

遺影の前で、笑いました。

亡くなった人はみんなを集めてくれます。

みんなで叔母の話をしていると、私の知らない叔母が、たくさん出てきました。

そりゃあそうですよね、姪っ子ですもの。

お正月に会うか会わないか程度です。

叔母には、はじめてのアルバイトを世話してもらったり、

服など買ってもらったり、私は、いろんなものをもらいました。

でね、しばらくすると「あれ返して」と言うんです(笑)

びっくりしますが、悪びれる様子も何もなく気が変わったからと、あっさり言うんです。

今から思うと、非常に表裏がなく好きなことをして自由に生きた人でした。

ゴルフが好きで、旅行も大好きで、服もいっぱい持っていました。

亡くなってから、遺品の整理に行きました。

ほとんど袖を通していない服もたくさんありましたが

どれも私の趣味ではなく、黒のカーディガン1着とマフラーをもらってきました。

「返して」って言われへんかなと思いながら。

 

『置かれた場所で咲きなさい』の著者、渡辺和子さんがこう言われました。

置かれた場所で咲きなさい

 

「一生の終わりに残るものは、自分が集めた物ではなく、与えたものだ」

叔母が与えてくれたもの

『遠慮のない愛』

花冷えの季節、さっそく使わせていただきます。

 

 

編集後記
長寿の手相

叔母は長寿でした。残念ながら手相は見れなかったのですが恐らくは、生命線はとて長くしっかりしていたのではないかと思われます。

生命線

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著者について

國本ひろみ administrator

子どもの手相専門家 絵本de手相心理カウンセラー これまで数多くの方の手相鑑定を行い、 親子鑑定では、3000人を超える方に出会うことができました。 我が子のことは、どんなに分厚い育児書よりも「手相」に書いてあります。 子育ての悩みは十人十色。 この「手相」をもとに、 お母さんの心を軽くし、 子どもたちの才能をより伸ばす方法や、 お母さんが、いち女性としてさらに輝くコツを より具体的にお伝えしています。 子供の手相を見れば、その子がわかる! 親子関係が変わる【親子手相鑑定】 また、オリジナルの、絵本のキャラクターの性格分析をしながらの 【絵本de手相】も大好評!!

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