障がいを持った子どもが、絵本によって脳の発達が促され、お医者さんも想像していなかったすごい成長を成し遂げることがあります。
この本のクシュラちゃんは、染色体異常で生まれ、1歳まで育つかどうかわからないと言われましたが、
お母さんとおばあちゃんが、スキンシップをし、根気よく読み聞かせを続けたおかげで、どんどん言葉が増え、元気に育っていきました。
友人の息子くんはダウン症です。
会話はできないけど、物語の文章や歌の「フレーズ」は覚えて言ったり歌うことができるらしい。
絵本に出てくる言葉って、とても優しいです。
だから、そのまんま覚えたら「優しい」のオンパレード!
【会話ができない息子が絵本で慰めてくれた日】
先日、悲しい出来事がありました。
「ちゅっ!」
私の気持ちを察したのか、何度もそう
いいながら顔を近づけて私にキスを
しようとする息子。
私の気持ちがわかってるのかな?
彼の行動に思わず涙が出てしまいました。
すると、「そんなに泣かないで、これで
涙をふいてごらん・・・」と言いながら、
私の涙を手でぐちゃぐちゃにする息子🤭
「え!?」
一瞬、自分の耳を疑いましたが、
すぐに絵本だとわかりました。
これは、#わたせせいぞう さんの絵本の一文。
自分のドーナツを食べられてしまった
主人公が、大泣きしているところ、
謎の鳥が現れてハンカチを差し出し
ながら言うセリフ。
息子は、会話ができません。
でも物語の文章や歌の「フレーズ」は
覚えて言ったり歌うことができます。
もちろん好き勝手にです。
(なんだか人間の言語や会話など脳の
メカニズムって複雑ですね💦)
彼の思考回路・・・
私の涙を見たので「なみだ」という
言葉が頭に浮かび、そこから
「なみだ」という単語がでてきたお話の
フレーズを引っ張り出して口にしたのでは
ないかと思いました。
その後は好きな歌を歌いながら
相変わらず(笑)自由人の息子。
でも、彼なりにあの時、私を慰めようと
したんだと思うと、なんとも言えない
気持ちになりました。
「ダウン症のある人は優しい」と
言われていますが、私は人それぞれだと
思っています。
でも、息子のそんな行動を目の当たりに
した時、一瞬そうなのかな・・・と
頭をよぎりました。
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2019年8月29日
はじめて息子に慰められた記念日😊
そして、絵本がこんな風に私と
息子を繋いでくれたことに感謝。
はじめて息子に慰められた記念日、うれしいよね!
ダウン症に関係なく、彼は根っから優しい子なんだろうと思いました!
それに彼の手相はますかけ線。
なぜかダウン症の子どもはほとんどがますかけ線。
なぜなんだろう?
私の仮説は、編集後記で^^
↓↓
つまり、頭で思っていることと、心で感じたことが、一緒なんです。
だから、本音と建て前などというまどろっこしいところがない。
いつだって本気で、非常に素直です。